団長の幼馴染はへっぽこちゃん。2【七つの大罪】

親心 ページ16

ガランには当たり前に勝ったけど、心理戦でやるようなメラスキュラには勝てないかな。



メラスキュラに捕まるバン。
合格とかなんとか言ってたけど、ほんとにあいつは心底嫌い。いつもそう。なんなのあの態度。とは思うけど抑える。

メラ「魂がなくなったら何があると思う？…無よ。」


てめえをやってやろうと思ったっちゃ思ったけど、…
『そろそろほんとにやばいけどそうでも無い。』

メリ「どっちだよ。」



もうそろメリオダスに話しかけるの辞めよう。言わなくてもわかるはず。




バンの魂が奪われる。…エレインの必死の抵抗はメラスキュラには効かなかった。…むかつく。

結局、魂がガランに喰われた。…ホントにむかつく。やっちゃいたい。


…エレインが泣き叫んで、ジェリコは状況が掴めてなくて、信じられてない。…戒禁。だいじょぶか。

メリ「バン…、A。」

『行ってくる。』





メラスキュラ…メラがガランに怒る。私も同じ気持ち。

もうダメかな、ってふたりが思った時、バンは生き返った…と言うより助けられた。




『ジバゴ…さん、』

そう、ジバコに助けられた。魂を身代わりにすることで。


ほんっとに、あの人は…いい人だな。…そんなにあったことは無いのだけど、と言うよりこの前1回会ったっきり。…キレた。



バンは復活して2人を蹴散らして逃げた。




メラ「じっくりやっていけばいいのよ…」
ほんとに、モテモテだね、バンってやつは。


…どうか、私を許して、皆。私だって…ううん、なんでもないや。





『無理だから一応手当しに行く。』

メリ「2人には勘づかれるなよ。」

『…頑張る。』



メリオダスに言われちゃったからやっとかないとね。

『ジェリコ！！！みんな！！』

バン「A？なんでここにいんだよ…！」


『黙って。一回遠くに逃げよう。私に捕まって。』

みんなを連れて遠くの知らない国の森の中。今は規制が激しいし、きっとキャメロットはやられてるんだろう。


『…ごめん、私何も出来ないから、みんなのこと手当することしか出来ない。』

バン「何言ってんだよ、いいんだそんなことは。」

『…そう、エレインちゃん、エレインでもいい？』

エレ「！ええ。」

『私の心読めないでしょ？ふふ、そうなの。ごめんね、人間じゃなくって。』

エレ「そうなの。」

『そうそう。まあそれ以外秘密。』

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