青学マネの備忘録 2 【テニスの王子様】 (ページ42)

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越前くんはそれでもスマッシュを打ち続け

試合が始まって10分後

不二くんの羆落としがアウトに。

どうやら越前くんは

スマッシュの軌道をネットに当てて強引にずらしていたらしい。

お互いプレッシャーの掛け合いだ。

『先生、そろそろ時間です』

竜崎「ん？そうか…桃城！Bコートに入れ！出番だよ」

桃城「＿＿うっし！待ってました！越前ばかりにいい思いさせらんねぇっ！で、相手は誰すか！？」

手塚「俺だ。俺がやる」

『その5分後にCコートで河村くんVS海堂くん。更に15分後にDコートで大石くんVS菊丸くんの試合ね』

全力疾走の後、疲労のたまり方には個人差がある

それぞれにとっていちばん負担の重い時間帯にどれだけ集中できるか、それが紅白戦の狙い

桃城「ウッソー。こんな時に部長とかい。全く…ついてねぇな、ついてねぇよ」

河村「気合入ってるな、桃のやつ」

菊丸「そだね」

不二「手塚と桃…ちょっと見てみたい対戦だね」

越前「なら早く終わらせましょうか？」

不二「負けてくれるのかい」

越前「まさか！！」