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私と越前くんはパフェを頼む
『ん、おいし』
越前「これも結構いけるっすよ」
『ほんと?頂戴。こっちとあげるから』
越前「ん」
乾「いつの間にそんなに仲良くなったんだ?」
そう言ってノートをとる乾くん
そのデータはいらないと思うけど
菊丸「ところでタカさんの方は……」
桃城「あれ?もう1人男が来てるぜ」
私は河村くんの方に目を向けると
思わずスプーンを落としてしまった
越前「あ、亜久津……」
思わず身体が震える
怪我は平気だし痛いだけでなんともないが
やっぱり恐怖心は拭えなくて。
菊丸「A、大丈夫…?」
『う、うん……』
震える身体を何とか押さえる
菊丸くんはそんな私を心配してか
優しく頭を撫でてくれた
それでも河村くんの方が気になり、見ていると
突然彼は飲み物を頭からかけられていた。
「「『!?』」」
そのまま帰ろうとする亜久津くん
私たちの座っている横を歩いてくる
菊丸「きた!」
桃城「A先輩に怪我させてタカさんにもああいう態度、ムカつくんすよ」
菊丸「え、おいまさか桃、やめとけ!」
立ち上がろうとした桃城くん
亜久津「?」
でも手を出したのは桃城くんではなく、
越前くんだった
正しくは手じゃなくて足だが。
河村「あ!みんな!」
躓いた亜久津くんに
越前「さっきはどーも。自己紹介がまだだったよね。」
亜久津「…青学」
越前「青学1年越前リョーマ、よろしく」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年2月18日 17時