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一気に責められて何も言えなくなる
いやでも、止めないと危なかったわけだし
怪我して出られなくなったら困るし
最後だから負けたくないし
そりゃ、関東大会の切符は手に入れたけどそういう問題じゃないし
ぐるぐると頭の中で言い訳していると
大石くんは深くため息をついた
大石「手塚がものすごく怒るだろうな」
『……怒られるかな…?』
桃城「そりゃもうカンカンっすよ!」
『それはやばい』
菊丸「骨は拾っとく!」
『助けてよ!』
大石「でもA、本当に無茶するな」
『……』
大石「マネージャーだって選手と同じくらい大切だ。…Aがいないと皆ここまでこられなかった」
菊丸「……大石ぃ〜、それ引退の時じゃない?」
大石「あ、そうか…そうだな…。なんか恥ずかしい」
桃城「引退とか言わないでくださいよ!もーほらA先輩!俺ら先出てるんで着替えしていっすよ」
そう言われ、
私はマネージャー室に入って着替えを始める
仕切りはされてるため部室に部員がいても
特に気にならないが彼らは違うらしい。
私なんて彼らの着替えなんて見慣れてしまったから
特に何も思わないけど。
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作者名:+1 | 作成日時:2023年2月18日 17時