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裕太くんは構えを取ってボールを打った
ツイストサーブと同じ効果をショットで。
越前「へぇ、」
それから何度もツイストスピンショットを出される
越前くんは跳ね上がる前に後ろへ下がり
威力が弱まったところを打とうとするが
届かない。
《ゲーム3-1聖ルドルフ不二裕太!》
再びツイストスピンショット。
越前くんは前に出て
彼も
が、アウトに。
ほんの少しラケット面が違うだけでコントロールを失うんだろう
「出るぞ!ツイストスピンショット!」
「越前のやつ、また前に!」
さっきよりラインの近くにボールが打たれる
裕太「!?」
越前「ちぇっ…結構難しいじゃん」
《あ、アウト》
越前「もっと面を押さえないとオーバーするね。まっ、コツは掴んだけど。ねぇ…そのツイスト何とかってやつ、あんまり使わない方がいいよ」
乾「さすがだ越前、わずか数球でタイミングをつかみつつある。」
大石「でもあんまり使わない方がいいってどういうことだ?」
『…………………私、観月くん嫌だなぁ…』
大石「え、珍しい。あんまりそういうこと言わないのに」
『裕太くんのショット、マネージャーなら辞めさせるべきなのに』
大石「辞めさせる?どうしてだ?」
『怪我するから。マネージャーが止めるのってそれくらいしかないよ』
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作者名:+1 | 作成日時:2023年2月18日 17時