青学マネの備忘録 2 【テニスの王子様】 (ページ3)

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こうして大会で会う度に絡んでくる千石くん

彼のことは嫌いでは無いものの
その軽薄さは苦手だ。

言うこと全てが軽すぎる。信用出来ない

桃城「え、先輩知り合いっすか？」

『まー、ね。好きで知り合ったわけじゃないんだけど』

千石「ひど！Aちゃんって結構辛辣だよね」

連絡も返してくれないし、と拗ね始めた彼

ちょっと面倒臭い

神尾「なんだよ青学。来てたのか」

桃城「おう。次は氷帝学園とだな」

神尾「氷帝の跡部とお前らんとこのマムシにゃ倍にして借りを貸してやるぜ」

近づいてきたのは不動峰の彼ら。

伊武「……やぁ、A」

『4回戦突破おめでとう』

伊武「…ん、ありがとう。最近知ったんだけど先輩だったんだね」

『あれ、言ってなかったっけ？』

伊武「聞いてないし…なんで言わなかったのかなぁ。これから敬語使わないといけないか悩んだくらいなのに…。あーあ、先輩で他校で勝ち目ないし意識されることすら無理ゲーでしょ」

ボソボソと小さい声で言い始めた伊武くん

何が不満だ、私が年上で何が悪いんだ

『…敬語、使わなくていいけど』

伊武「じゃあ使わない」

なんかそれはそれで腹立つような…

潔が良すぎて。

伊武「…越前くん、眼…治ったんだ」

越前「！」

伊武「へー、ふーん。…なんだ、残念」

越前「…」

千石「え、」

まじかこいつ、という目で伊武くんを見た越前くんと千石くん