自由を謳う海賊 11 【ワンピース】

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ルフィ「あそこで50年ラブーンが仲間の帰りをずっと待ってるのは知ってた。だからよ驚いたよ！あいつの待ち続けてる海賊の生き残りがお前だってわかった時は！そしてお前はちゃんとまだその約束を覚えてる」


ブルック「……」


ルフィ「これ知ったらラブーン、喜ぶだろうなー！！ししししっ！」

ブルック「ちょ、ちょっと待ってくださいよ！ヨホホ…びっくりした！唐突で…。あなたたちが本当に！？ラブーンに会ったって！？」

ルフィ「うん」

ブルック「50年も経ってるのに！？今もまだあの岬で待っていてくれてるんですか！？ラブーンは！ほんとですか…？」


ルフィ「うん」




嬉しそうで、驚いてて、焦っている様子のブルック





サンジ「俺達も証人だ。」

『確かに会ったよ』

ウソップ「あぁ！」

ブルック「元気、でしたか？」

『すっごくね』

ブルック「大きく、なってるんでしょうね…」

サンジ「山みてぇだったよ」

ブルック「ヨホホ、見てみたい…私たちが別れた時なんかね、まだ小舟程の大きさで可愛かった。ちょっとききわけ悪かったけど音楽好きで。いい子でねぇ…今でも…まぶたを閉じるとその姿が…あ、私瞼なかった。頭にね、浮かぶんです」





ｼﾞｬｧｧｧﾝ!!とピアノの音が響く。




ブルック「そうですか…！！彼は、元気ですか…！！」





「おーい！どしたガイコツー！ピアノ弾いてくれー！」





ブルック「こんなに、嬉しい日はない…」







＿＿何だこのクジラは…この船についてくるぞ




＿＿きっと群れからはぐれたんだな、可哀想に




＿＿では1曲いきましょうか！！







＿＿泣く子も笑わすルンバー海賊団！

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