自由を謳う海賊 2【ワンピース】 (ページ34)

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私は私をここまで育ててくれた老夫婦の手を振りほどいて

私は村から出た

「Aちゃん！？」

「どこに行くのかしら…」

ノジコ「A…？」

ナミの考えてる事はわかんない

わかんないよ

わかるために

理解するために

私は

『…っ…』

アーロンのいる所へ行った

中に入って

そいつに会った

周りは魚人ばっかで

怖くて怖くて

足がすくんだ

でも、ナミはもっと怖かっただろうから

もっと辛かっただろうから

私はまだ何も失ってない

失ってない

失ってないはずだから

アーロン「何だこのガキ。殺されに来たのか」

『私も、アーロン一味に入れて…ください。何でもする。雑用も…殺しだってする。だから、入れてください』

アーロン「シャハハハハッ！！殺しもするか」

『ナミを守るためならなんだってするから！！だから！！』

アーロン「いいだろう、ナミの用心棒兼見張りだ」

みはり、？

アーロン「少しでも裏切るような行為が見られたら報告しろ。」

ナミが村を捨てて裏切るはずないのに

どこまでもコイツは腐ってる

アーロン…いつか絶対、絶対…

『わかっ、りました……』