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釘崎は丸腰だ。揉め事は避けたい。

Aは禪院先輩にはかなり頭にきている状態だ。

その状態で術式を使えば、禪院先輩は確実に人としての人生を終える。


釘崎「アレ夏服か?ムカつくけどいいなー」

『なんでもいいからあいつ殺す』



伏黒「(なんだよこれ、大喜利かよ)」



そんで殺そうとするな、A。


虎杖はもう居ない。
頼まれたからにはAを止めないと。




__人を許せないのは悪いことじゃないよ。それも恵の優しさでしょう?







__伏黒は正しい人間だね














伏黒「…別に、好みとかありませんよ。その人に揺るがない人間性があればそれ以上は何も求めません」


釘崎「悪くない答えね。巨乳好きとか抜かしたら私が殺してたわ」

伏黒「うるせぇ」

『恵、かっこいい』

伏黒「う…るせぇ」






東堂「やっぱりだ。退屈だよ、伏黒」




そう言って静かに涙を流した東堂は


思いっきり伏黒を外に押し出した。




『恵…!』

釘崎「伏黒!」







真依「あーあ、伏黒くん可哀想。2級術師として入学した天才も1級の東堂先輩相手じゃただの1年生だもん。後で慰めてあげよーっと」


追いかけようとしたAを
真依は後ろから抱きしめた。



釘崎「A!」


『恵の方行って。私は、コイツの病気(せいかく)治すから』


釘崎は伏黒を追いかけて自動販売機の前には

Aと真依のみ。



真依「口の利き方__教えてあげる」

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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時

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