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伏黒は夜、1人で下から橋の下を歩いていた。
上から降りるのではなく、下からが重要。
そしてこの結界は少年院の時と同じで未完成の領域。帳の必要が無い。
ふと足を止め、橋を見上げた伏黒。
釘崎「自分の話し無さすぎ」
虎杖「だな」
『ここまで気づかないなんて、全然平気じゃない』
そんな伏黒の後ろをつけていた3人。
虎杖「別になんでも話してくれとは言わねぇけどさ、せめて頼れよ。友達だろ」
伏黒は身体が軽くなる感じがした。
伏黒「…津美紀は寝たきりだ。この八十八橋の呪いは被呪者の前にだけ現れる。本人が申告できない以上いつ呪い殺されるか分からない。
だから、今すぐ祓いたい。でも任務の危険度が上がったことは本＿＿」
釘崎「はいはい、もうわかったわよ」
虎杖「初めっからそう言えよ」
2人は伏黒の前に出て歩き出した。
『恵、』
伏黒「！」
『ひとりじゃないよ』
伏黒「………あぁ」
小さく微笑んだAに伏黒も応えた。
4人は少し歩いて
峡谷の下にある川を跨いだ。
川や境界を跨ぐ彼岸へ渡る行為は
呪術的に大きな意味を持つ。
渡った瞬間、あたりは一気に変わった。
虎杖「出たな」
釘崎「祓い甲斐がありそうね」
4人が構えると、後ろから別のモノが現れた。
「「『！！』」」
「なんだァ？先客かぁ？」
『別件…？』
伏黒「……あぁ」
虎杖「じゃあお前らはそっち集中しろ。コイツは俺が祓う！！」
「なんだァ？遊んでくれるのかァ？」
……To be continued
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年3月26日 13時
