白羽の矢が立つ 2 【呪術廻戦】 (ページ45)

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入校許可を貰っていることを伝えると

理解してくれ、

「伏黒くんか！」

伏黒「…ども」

釘崎「覚えられてるぅ〜！」
虎杖「ひゅーひゅー！」

被害者である金田、島田、大和、そしてついさっき葬式をしていた森下について聞いた。

「昨日の事のように覚えているよ。伏黒くん程では無いが問題児だったからね。何が聞きたい？」

伏黒「変な噂、黒い噂、悪い大人との付き合い…あと罰当たりな話とかあれば」

知り合いである伏黒が質問をする。

「「やーい、問題児〜」」

ｺﾞﾝｯ!!と思いっきり虎杖が伏黒に殴られ
その拍子で釘崎も巻き込まれる。

Aだけは茶化す気が無いのか
伏黒の左隣で話を聞いていた。

伏黒はこうして率先して
悪ノリしないAが結構好きだ。

「アレじゃないですか？八十八橋のバンジー」

釘崎「まだ居たのかA･B」

ついにバカとも言われなくなった男子生徒2人が会話に入ってくる。

虎杖「八十八橋って？」

伏黒「自殺の名所。その辺で有名な心霊スポットだ。」

校務員曰く、
八十八橋で深夜バンジージャンプをするのが
不良の間で流行っていたらしい。

所謂度胸試しだ。

そのことに4人は

釘崎「どこの部族よ」

虎杖「俺よりバカって意外といるよな」

伏黒「紐どうすんだよ」

『少しやってみたい』

「「おい」」

ある日被害者の4人が橋の下に倒れているのが見つかり結構な騒ぎになったらしい。
大説教となったものの4人は何も覚えてないの一点張り。

新田「当たり…っすかね」

伏黒「八十八橋なら俺も行ったことあります」

虎杖「バンジーしに？＿い"ってぇ！！」

巫山戯た虎杖の頭を勢いよくどついた伏黒

『呪いが溜まりやすいから定期的に巡回する』

伏黒「そんときは何ともなかったです。有名っちゃ有名ですけど普通に使われてる橋ですし」

「伏黒くん、津美紀くんは元気か？」

伏黒「…はい」

虎杖「誰？」

伏黒「……姉貴」

釘崎「はぁ！？あんた自分の話し無さすぎじゃない！？」

『美人？』

伏黒「知るか」

再び車に乗って八十八橋を目指す。

新田「呪霊が確認でき次第、帳を下ろすっす。」

虎杖の手にはビニール紐が。