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釘崎「自販機もうちょい増やしてくんないかしら」

伏黒「無理だろ。入れる業者も限られてるしな」

『水』

釘崎「自分で買いなさいよ」

伏黒「ん、コレ」

『ありがとう』

虎杖がいなくなった今、Aはとことん伏黒に甘やかされている。

釘崎「伏黒、アンタほんっとAのこと好きね」

伏黒「そんなんじゃねェ」

釘崎「大丈夫よ。A聞いてないから」

伏黒「違ぇって言ってんだろ」

そんな話をする2人の横で

Aは水を持って座り込んでいた。


ちなみに彼らは今2年生によってパシられている。


3人の前に2人の男女が現れた




伏黒「なんで東京にいるんですか、禪院先輩」

釘崎「あ、やっぱり?雰囲気近いわよね。姉妹?」


真依「嫌だなぁ伏黒くん。それじゃあ真希と区別がつかないわ。真依って呼んで」

東堂「こいつらが乙骨と3年の代打…ね」


禪院真依、東堂葵

2人は京都にある呪術高専の学生だ。

真依「あなたたちが心配で学長に着いてきちゃった。」


今日は交流会の打ち合わせだ。


真依「同級生が死んだんでしょう?辛かった?それともそうでも無かった?」


興味なさげに顔を膝に埋めていたAが

ピクリと動き顔を上げる。



伏黒「……何が言いたいんですか」

真依「いいのよ。言いづらいことってあるわよね。代わりに言ってあげる。

"器"なんて聞こえはいいけど要は半分呪いの化け物でしょ」



『……どういう意味、』


伏黒「(まずい、)」


立ち上がって前に出てきたA


真依「だから、そんな穢らわしい人外が隣で不躾に呪術師を名乗って虫唾が走っていたのよね?って言いたいの。
死んでせいせいしたんじゃない?」


『"視眼(しがん)"…"(しょう)__"』


真依の癖や過去を見て強引に矯正しようとしたが


伏黒「A!!人間に使うな!」


腕を掴んで

意識をこっちに戻した伏黒。

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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時

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