28 ページ28
・
東京校がバラけて走っていると
伏黒「変だ。」
『なにが?』
伏黒「京都校がまとまって移動してる。虎杖とわかれた辺りからだ」
『京都校全員揃ってる…ターゲットがそっちにいるのかな』
伏黒「いや、2級ほどなら余程狡猾でない限り玉犬が気づく」
真希「なるほどな」
伏黒「アイツら、虎杖殺すつもりじゃないですか」
顔を歪めて伏黒がそう言った瞬間、
その場の空気が変わった。
真希「(まずい、)」
伏黒「(しくった、)」
2人はその雰囲気を出したAの方を見る
『………別に、怒ってない』
ビリビリと肌に突き刺さるものを感じとった2人
真希「…戻るぞ。恵、A」
初めはそこまでの敵意は感じなかったものの
それは虎杖生存サプライズの前だ。
楽巌寺の指示の元、京都校は動いている。
東京校とは認識が違う。
虎杖と過ごした日常がそれを変える。
虎杖を知らない奴らからすれば宿儺の器など恐怖の対象でしかない
伏黒「…すみません、」
真希「何謝ってんだ、バカ。仲間が死んだら交流会も勝ち負けねーだろ。
Aは棘と合流を目指せ。絶対に1人で呪霊狩りするなよ。多分パンダは棘だけ計画通りに進めるだろ。」
『私も京都校と戦う。なんで呪霊狩り』
真希「今のお前は、絶対に京都校のヤツらを殺すだろ」
『…………悠仁を殺そうとしてる。自分が殺されても文句言えない』
真希「お前は呪術師だ。間違えるなよ」
40人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時