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しごきが始まって1週間
伏黒は真希からまず1本とることを目標に。
釘崎は…投げられている。
Aは体力強化でひたすらに走っている。
5週走って既に瀕死の状態だが。
五条「頑張ってるね〜、アレAは休憩中?」
『……しにました』
パンダ「生きてるだろ。ほらほら休まず走れー」
無理やり立たせられて背中を押されたAは
ガクガクの足を必死に動かす
五条「そうだ、A」
『ん〜…?』
五条「宿儺の生得領域に呼ばれたりした?」
『呼ばれた。けど言ってる意味が分からなかった』
五条「……そうか。__特訓頑張れ!」
そう言って五条は背を向けて立ち去った。
真希「アイツなんで来たんだよ」
狗巻「おかか」
パンダ「野薔薇ー、投げるぞー」
釘崎「またァ!?」
伏黒「……A、」
『…なに?』
伏黒「宿儺とは知り合いじゃねぇんだよな」
『うん、知らない』
伏黒「…そうか。」
伏黒はあの日宿儺の言っていたセリフが引っかかっていた。
__コイツはいずれ俺が殺す
伏黒「(あの時の宿儺は誰が見てもAを愛でるモノとして扱っていた…。なのに殺すだと?分からねぇことが多すぎる)」
『恵、顔色悪い』
伏黒「え?あぁ…なんもねぇよ。もう少し休んだら走れな、A」
『ん』
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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時