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釘崎「…ねぇ、真希さん。さっきの本当なの?呪力がないって」
真希「本当だよ。だからこの眼鏡がねぇと呪いも見えねぇ。私が扱うのは呪具。初めから呪いが篭ってるもんだ。お前らみたいに自分の呪力を流してどうこうしてるわけじゃねぇよ」
釘崎「じゃあなんで呪術師なんか…」
真希「嫌がらせだよ。見下されてた私が大物術師になってみろ。家の連中どんな面すっかな」
釘崎は真希の話を聞いて
見る目が変わる。
真希「おら、さっさと硝子サンとこ行くぞ」
釘崎「私は真希さん尊敬してますよっ」
真希「あっそ」
『私もしてます。かっこいいです。禪院家、ぶっ壊す』
真希「1人でやんなきゃ意味ねーんだよ馬鹿」
ペシッと棒でAの頭を叩いた真希。
場所は変わって客室__
楽巌寺「夜蛾はまだかのぉ。老い先短い年寄りの時間は高くつくぞ」
そこには京都校の学長が座って待っていた。
そんな客室に一人の男_五条悟が入ってくる。
五条「夜蛾学長は暫く来ないよ。嘘の予定を伝えてあるからね。その節はどーも」
五条はそう言って思いっきりソファに腰かけた。
楽巌寺「はて。その節とは」
五条「とぼけるなよジジイ。あの時と同じ、虎杖悠仁のことだ。保守派筆頭のアンタも1枚噛んでんだろ。僕はあの時のことを忘れちゃいない」
楽巌寺「やれやれ。最近の若者は敬語もろくに使えんのか」
五条「ハナから敬う気がねーんだよ。最近の老人は主語がでかくて参るよ。ホント」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時