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五条「はいはいはーい、恵良かったね!女の子が同級生だよ!」
伏黒「…伏黒恵」
『AAです』
五条「君ら本当に高校1年生?もうちょっとはしゃいでいいんだよ」
お互い可愛げ無いねぇ〜とにやにやしている五条に伏黒は慣れた様子で苛立つ。
2人は元々知り合いなので。
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高専初日、俺は1人教室で遅刻してくるであろう担任を待っていると予定の時刻より少し早めに教室の扉が開いた。
まじか、明日槍でも降るんじゃねぇか?なんてアホみたいなこと考えながら開いた先を見ると
そこにはいつも通り腹立つ顔が立っていた。
その後ろには何考えるか分からない顔が。
ただの同級生だ。
そこそこでいい。
それ以上もそれ以下もいらない。
五条「…ま、時間かけて仲良くなればいいよ。そんじゃ、早速実力を見せてもらおうかな!」
そう言って俺たちふたりを連れてやってきたのは
死者が出たとニュースになったアパート。
明らかにいるのを感じ取って
先生は帳を下ろした。
どうでも良さそうな顔でアパートの階段の前に立つA
五条「恵、」
伏黒「なんですか」
俺も後ろから続いて行こうと思うと引き止められる。
五条「恵の実力は知ってる。今回はAだよ」
伏黒「…………わかりました」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月26日 13時