赤と白 3 【ヒロアカ】 (ページ32)

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《次の試験でラストになります。皆さんにはこれから被災現場でバイスタンダーとして救助演習を行ってもらいます》

とアナウンスと同時に

先程使っていたビルや建物が

壊されていく

その壊された建物に

老人や子供が近づいていく

《彼らはあらゆる訓練においての要救助者のプロ！フックの皆さんです》

私はモニターを眺める

『……』

爆豪「ﾁｯ」

『隣でそれやめてくんない？気分悪い』

爆豪「あぁ！？俺の勝手だろうが！！」

『周りは迷惑してるけど？』

爆豪「今の舌打ちはてめぇにしか聞こえてねぇよ！」

『私に迷惑かけてる』

爆豪「自己中か！！！」

隣にいた爆豪から離れて

1人隅の方で立つ

夜嵐「轟焦凍の妹ッスか」

『……双子のね。私はそう思ってないけど。それが何？』

夜嵐「…俺はあいつが嫌いっす。いや、あんたらが嫌いだ」

『(あんたら？何？私も？)』

夜嵐「あんたの目は轟焦凍と同じっす」

『……………』

そう言って私から離れていった

＿あんたの目は轟焦凍と同じっす

その言葉が私の頭の中を支配した

轟「A、」

《ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘ敵によるテロが発生！1人でも多くの命を救い出すこと！！》

そうアナウンスがなり

再び展開した