小惡魔な君に 2 【魔入間】 (ページ5)

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ジャズが無事許可書を手に入れ、

ついでにAはダンタリオン･ダリから
貰った許可書を入間に渡す。

入間｢………貰ってたのか｣

ジャズ｢まじ？いつの間に…｣

『……………ん』

条件をつけられたが、Aは言う必要ないかとひとりで完結してふわふわと立ち去っていく。

ジャズ｢ああ、待って待って！どこ行くの｣

『……貰いに、行ってくる…』

ジャズ｢俺も行くよ｣

『…ん』

着実に許可書が集まり、21枚揃った。

ジャズ｢誰の許可書狙い？｣

『………まるばすせんせ、』

ジャズ｢(…あぁ、拷問学の…)｣

2人は生徒に聞き込みをして
ようやくマルバスの元にたどり着く。

ジャズ｢あの、｣

マルバス｢え？｣

『……………許可書にサイン、ください…』

そっと紙を出すとマルバスは驚きながらも

マルバス｢えっと……あまり、進んで許可はできないかなぁ……｣

『…………………………新しい、拷問器具……申請、通るように………できるかも、しれないです……』

マルバス｢えっ！？！？ほんとっ！？！｣

父親のコネでそれなりに自由のきく家なのだ。
Aは基本的に家のコネは使いたくないが
クラスメイトが頑張る手前、そうも言ってられない。

マルバス｢いいよいいよ！許可する！｣

ジャズ｢(えぇ……そんなんでいいの？？)｣