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リード「どうする?」
ジャズ「どうもこうも…こっちは女子1人しかいないんだぞ。しかも引率がアレ」
カムイ「ここはもう逆に振り切っては?」
コソコソと話し合いをしているジャズたち
Aとカルエゴは蚊帳の外だ。
カルエゴ「…入りにいかんでいいのか」
Aはカルエゴの言葉を無視して
フラフラと上ばかり見上げる。
カルエゴ「おい、聞いて…」
『……きらきら、してる……あれ、あれなんですか?』
カルエゴ「…来たこと無かったのか」
『…せんせい、あれ、たべたいです』
カルエゴの裾を引いて
ワゴンで売られているアイスを指さす。
カルエゴ「勝手に買いに…」
『……買って、ください。』
カルエゴ「なんで俺が!!」
『…………………男の子しかいない……チームに……配属された私の、気持ち……なんて、分かりません…よね』
俯いて負のオーラを出すAに
なんだかんだ甘いカルエゴは
結局アイスを買ってあげた。
『…………………きらきらした、あいす…』
Aは緊張した様子で
アイスを1口食べる。
『…!!!』
目を輝かせて顔を赤く染める。
家にいたら経験できなかったこと
このクラスに配属されなかったら
味わえなかったものばかり。
カルエゴ「………まぁこっちはいい。おい貴様ら、何をこそこそ…」
リード「こうなったら厳粛に!!」
「「全力で楽しんでいただこう!」」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年12月18日 22時