赤と白 2 【ヒロアカ】 (ページ4)

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耳郎「あ、やっと戻ってきた。何してたのー？」

『黄昏てた。爆豪麗日戦終わった？』

芦戸「ついさっきね。今、轟と緑谷が戦ってるよー」

焦凍、か。

隣に座らせてもらい、

試合を見る

緑谷「みんな本気でやってる…！半分の力で勝つ！？まだ僕は君に傷一つ付けられちゃいないぞ！！！全力でかかってこい！！」

と、

緑谷がボロボロの状態でそう叫ぶ

轟「何の…つもりだ。クソ親父に金でも握らされたか…？」

焦凍の体には霜が降りている

近距離に変えた焦凍のお腹に

緑谷の拳が入る

《もろだー！！生々しいの入った！！》

緑谷「氷の勢いも弱まってる」

なんで緑谷は

ボロボロになりながらも

戦うの

何が緑谷を突き動かすの？

なんでそこまでするの？

轟「なんでそこまで…」

焦凍も同じようなことを思っているようだった

緑谷「期待に応えたいんだ！笑って応えられるような…かっこいい人に！！なりたいんだ！！」

一瞬片割れの動きが止まった

緑谷「だから全力でやってんだ！みんな！」

轟「うるせぇ………」