赤と白 2 【ヒロアカ】 (ページ20)

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･

言われたとおり、

稽古をつけてもらった

エッジショット曰く

氷をただ、出すだけでなく

出した氷にもう少し工夫を加えろ

との事だった

それから

職場体験の1週間はあっという間に終わった

片割れから連絡が来ていたが

気付かぬフリをした

が、

あまりにもうるさかったので出てしまった

『うるさい』

轟《何も言ってねぇ》

『……何』

轟《…そっちは、どうだ？楽しいか？》

楽しいか？ってなにそれ

俺は全然そうじゃないって？

ヒーロー殺しと遭遇して

楽しいどころじゃなかったよぉって？

『…関係ないじゃん。そんなことで連絡してこないで』

切ろうとすると

轟《もう少し歩み寄る努力をしねぇか。俺も頑張るから》

『………うるさい』

轟《Aはそればっかだな。逃げてばかり居ないで、》

『うるさい！！！』

轟《……燈矢にぃはもう死んだんだ。そろそろ現実を見ろ》

それ、

中学生の頃にも言われたよ

あんたに。

その時、なんて返したっけ

ああ

そうだ。

『…あんたがいなければ死ななかったけどね』

そう、言ったんだ