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･
『＿＿＿＿＿……ってことがあって…』
オリバー｢いや、でも…結果的にはAを失わずに済んだ。｣
ジリアン｢髪の毛が…！私が揃えてあげるね…！！｣
あわあわしながら
短くなった私の髪に触れるジリアン
少し擽ったくて身体が震える。
オリバー｢怪我はないか？｣
私のからだを隅々まで見ようとするオリバーに
なんだか少し緊張を覚えた。
『大丈夫、私はレウウィスから逃げ切れるよ。計画に支障はきたさない、絶対。』
レウウィスに傷をつけられた腕を
隠しながら笑うとオリバーは少し怒ったような様子で私の肩を掴んだ。
オリバー｢違う。そうじゃない。俺は、怪我がないか聞いてるんだ。計画も大事だが、俺は、仲間を犠牲にするほど腐ってない。｣
『あ、うん。それは、知ってるよ…』
オリバー｢………自分の気持ちを隠すな。我慢するな。痛いなら痛いって、辛いなら辛いって、生きたいなら、生きたいって言うんだ。｣
ハウスにいた時は
誰にも気づかれなかった私の気持ち。
レイだって気づいていなかった。
エマも、ノーマンも同じ。
出会ってまだ少ししか経っていない彼に
痛いという気持ちがバレてしまった。
どうも苦手なんだ。
誰かに見透かされるのも、
自分から気持ちを打ち明けるのも。
記憶の傍らでは
レイが私に微笑みかけていて、
私はそれにむず痒くなっている。
好きで好きで仕方ない彼にも
私は結局何も言えなかった。
『……………ほんとうに、大丈夫だよ。』
私はオリバーの腕をそっと下ろして
『ジリアン、髪の毛は自分でするから気にしないで』
ジリアン｢あ……うん…｣
それ以上何も言えなくて、私は部屋を出ていった。
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レアン(プロフ) - すっごく面白かった！まだまだ書いてほしい！ (12月23日 2時) (
レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです！タイプすぎます！！！これからも更新待ってます！頑張って下さい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年11月7日 21時
