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しないんじゃない、できないんだ。
証拠がないからつき出せない。
権限がない。
鬼達にママより信用されていない。
だから私たちに近づくしかない
証拠を手に入れたら総出荷に決まっている。
そのうえでママにもなるつもりだろう
ギルダで失敗したから今度は全員に近づいたんだ。
証拠を掴めれば良し、掴めなくても私たちを逃がせばママは堕とせる。
私はそっとノーマンの方を見ると
彼も私の方を見ていて、お互い頷いた。
考えていることは同じだ。
だとしても手を組む以外に選択肢はない。
組まないと邪魔をされるわけだから。
クローネ｢組みましょ♡｣
ノーマンはそれに応えようとすると
エマ｢待って。賛成だけど1つ確認｣
クローネ｢なぁに？｣
エマ｢あなたが私たちを裏切らない保証は？｣
クローネ｢レイよ。レイがこのことをママにチクれば私を潰せる。
でも私がレイの正体をママにチクれば私はレイを潰せるわ｣
お互い裏切らないし、裏切れないのだ。
エマ｢…わかった｣
クローネ｢交渉成立ね｣
人を疑う心を持ったみたいで
私は少しエマの様子に安心する。
彼女は優しくて、簡単に人を信用してしまうから。それが彼女の良いところでもあるが、短所にもなりうる。
クローネ｢私にしか教えられない情報なんでも教えてあげる。今夜私の部屋にでもいらっしゃいな｣
ギルダ｢！｣
クローネ｢あぁ、そんなに怯えないで。感謝してるのよ。だってあなた達ふたりが波風立ててくれたから標的を特定出来たんですもの。
じゃあ、またね♡｣
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レアン(プロフ) - すっごく面白かった！まだまだ書いてほしい！ (12月23日 2時) (
レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです！タイプすぎます！！！これからも更新待ってます！頑張って下さい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年11月7日 21時
