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レイside
ぴったり6時、
朝は鐘の音で始まる。
いまは、36人兄弟。
ノーマンとAはもう居ない。
この世に、生きていない。
アイツらが使っていたベッドにも
俺の前に座っていた椅子にも
テストの際に使う部屋にも
どこにもいない。
わかってるのに、つい目が…耳が探してしまう。
＿＿＿＿＿＿レイ、
Aが居ない。
その死が、辛い。
笑うと、目が細くなるところ
他人を褒めるのが上手なところ
声が、春を呼んでいるような暖かいところ
自分の気持ちを隠すのが上手なところ
優しくて、太陽みたいなところ
全てが、好きなんだ。
眩しかったけど、
俺にとってはいなくては生きていけないもの。
愛が空気なら、呼吸過多になってしまうほど
俺は…彼女が好きで、好きで仕方がない。
Aは俺がこの世界で生きた意味だったんだ。
あいつのためなら、なんだってできた。
なんだってしてあげたかった。
だから、俺は俺の6年を賭けたんだ。
それがこの結果。
俺は、親友も売って、好きな人も売って、
生きて欲しいがために、犬にも成り下がった。
結果、俺の手には何も残っていない。
好きだと言ったのも
どうせ死ぬなら、俺の気持ちくらい知っといて欲しくて。
いや、俺が吐き出したかっただけだ。
案の定、Aは自身の気持ちを言わなかった。
レイ｢……あいたい、ふれたい、｣
もっと、素直に…言えばよかった
レイ｢A、A………｣
俺は、彼女の写真を見つめながら、
ただ…涙を流していた。
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レアン(プロフ) - すっごく面白かった！まだまだ書いてほしい！ (12月23日 2時) (
レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです！タイプすぎます！！！これからも更新待ってます！頑張って下さい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年11月7日 21時
