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玄関に行くと、みんなが元気でね、と笑っていた。
ノーマンは、暗い表情のエマと最期の会話をしている。
『………』
私はそれを横目に微笑んだ。
ママ｢…A、｣
『なぁに？』
ママ｢レイが言いたいこと、あるそうよ｣
背中を押されてレイの前に立たされる。
彼の顔は、とても、酷く…苦しそうだった。
そうさせたのは、紛れもなく…私とノーマン。
『レイ、』
レイ｢…ん｣
『楽しかったよ、今まで。』
レイ｢…うん｣
『ずっと隣にいてくれてありがとう。嘘ついて、ごめんね』
許して欲しいな、忘れないで欲しいな、
レイ｢A……｣
『うん、なぁに？』
レイ｢…ハウスから出る時伝えたいことがあるって言ったよな｣
『うん、』
私も、出れたら言いたいことがあるって言ったね。
でも、この言葉は呪いになってしまう。
…縛り付けてしまう。
レイ｢…………好きだよ。ずっと…これからも。｣
『＿＿＿＿ありがとう』
知ってたよ。
私、知ってたんだよ。
レイが私のことが好きだって。
両想いだって。
私はレイの名前を祈るように強く抱きしめた。
『大丈夫だよ。絶対、諦めないでね。生きてね、レイ』
レイ｢…ん｣
私も好きだよ、大好きだよ。
この言葉は、一度も言えずに終わってしまうけど
生きてさえ、いてくれれば、それでいいよ。
私とノーマンは、家族に手を振って
ハウスを出た。
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レアン(プロフ) - すっごく面白かった！まだまだ書いてほしい！ (12月23日 2時) (
レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです！タイプすぎます！！！これからも更新待ってます！頑張って下さい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年11月7日 21時
