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クローネ｢言っとくけど本心よ。私も抜け出したいの。今の境遇から｣
そう言って首元を見せたシスター。
そこには私たちとおなじ、認識番号が。
彼女もまた、飼われてる立場の者。
クローネ｢このGF農園の管理システムをご存知？
ある条件を満たして12歳まで生き残った女子には出荷時ふたつの道が示される。
このまま死ぬか、
ということは、彼女は出荷されずにママを目指しているわけだ。わかりやすい。
ドン｢条件って？｣
クローネ｢一定以上の成績と、ママの推薦。それらさえ手に入れれば脱走しなくても生き延びることはできるのよ。女の子はね。
でもやめた方がいい。
二度と敷地の外へ出られない体になる｣
首元だけでなく、第2ボタンや第3ボタンまで開けたシスターの胸元には、大きな傷跡が。
『…それは、何？』
クローネ｢チップよ。大人はね、1歩でも農園の外へ出たらこれに電気を流されて心臓を止められるの。
そしてこれは同時になにか別の要因で心臓が止まるとうえに通報する送信器でもある｣
彼女は言った。
農園でしか生きられないのなら、その中で一番いい暮らしがしたいと。
ママとして、偽りでも人間の暮らしを望んでいるのだ。
クローネ｢あなたたちが逃げればイザベラが罪に問われる。私は邪魔しない。逃げなさい、それが私の利益になる｣
ギルダ｢出荷しないの…？｣
クローネ｢しないわ。協力しましょう。敵はママ、イザベラ｣
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レアン(プロフ) - すっごく面白かった！まだまだ書いてほしい！ (12月23日 2時) (
レス) id: 3081bc0ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく面白いです！タイプすぎます！！！これからも更新待ってます！頑張って下さい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))♡ (11月20日 7時) (レス) @page40 id: 54ebdb314d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年11月7日 21時
