赤と白【ヒロアカ】 (ページ37)

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爆豪side

外に出た氷女を追い掛け、声をかける

爆豪「おい、あんの話マジのやつか」

『……………想像に任せるけど』

とことん愛想がねぇやつだなこいつ!!!

キレたい気持ちを押さえつけ

再び口を開く

爆豪「…………………仲悪ぃな。お前ら」

『……………私が一方的に嫌ってるだけ』

なら、向こうは嫌ってねぇのかよ

爆豪「…どう思ってんだ。お前は」

『……………なんで口出してくんの？』

爆豪「あ？……………あんなこと聞いたら気になるだろうが。クソが」

偶然聞いてしまったこいつらの過去

省略されているとはいえ、

聞いてしまったことには変わりない

気になるもんは気になる

爆豪「てめぇは半分野郎と、」

『ねぇ、好奇心だけで突っ込んで来ない方がいいよ。…………部外者は口出さないで』

爆豪「!!!」

俺の胸ぐらをつかみ

いつもより低い声で警告される

氷女はそのまま立ち去った。

俺はアイツに掴まれたジャージの襟に触れる

爆豪「………………冷てえ…」