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ノーマンside
ノーマン「1、今まで通りそばにいて僕らの安全を保証すること。2、レイが持ってる情報を全て開示すること。3、寝返って」
レイ「!」
ノーマン「今度は僕のスパイになってよ」
レイ「バカか、お前は。それが目的なら黙って俺を利用するべきだ。有無を言わせず利用していざ決行で切り捨てる。そっちのが確実だろ」
ノーマン「そうなんだけどね。気が変わったんだ」
エマの言葉で。
そして、Aの態度で。
エマは内通者を信じようとしている。
Aは、内通者がレイであると察した上で、何も言わなかった。許そうとしている。
ノーマン「僕も信じたい。敵である前に友達だって。それにずっと気になってることもある」
知らずに死んで欲しいなら、
あの日、唆したりしなかったはずだ。
ノーマン「リトルバーニー隠したの、レイだよね?僕らのために…。レイがこの脱獄を仕掛けたんでしょう?」
100%牧羊犬ならそんな事しない。
見捨てるなら、そんな事しない。
知らずに死んで欲しいなら、
秘密の真実を教えたりしない。
同時にレイは、ママも制御してくれてたんだろう
事実、本物のロープのありかは密告していない。
ノーマン「ねぇ、どうしてママの牧羊犬をやっているの?」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年11月4日 13時