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クローネ「やっとこちら側に戻ってこられた機会をいただき感謝します」

イザベラ「私は補佐役を1名要請しただけ。特にあなたを呼んだ訳では無いわ」

クローネ「先輩のお噂はかねがね。最年少で飼育監(ママ)に抜擢。

上物以上の育成数は全棟歴代トップとか。
尊敬する先輩の下で働けて光栄の至りです」


お辞儀をするクローネをイザベラは冷ややかな目で見た。


イザベラ「社交辞令は結構よ。無駄なお喋りは止めて。仕事の話をしましょう」



バサッと机に何枚もの資料を広げたイザベラ。

イザベラ「私の可愛い子供達の資料よ。今ここで覚えなさい。毎朝テストでフルスコアをとるよりは簡単でしょう?」




幼少期、常にフルスコアを取っていたから
彼女たちはここにいることを許されている。


クローネ「ところで私はなんの仕事で呼ばれたのですか?いえ、ありがたい限りですが…」


イザベラ「秘密を知られた。」

クローネ「!?」

イザベラ「子供3人に秘密を知られたのよ。荷台も見られている。」

クローネ「では、規則通り直ちに…」

イザベラ「待ちなさい」




イザベラは言った、


"出荷まで逃がさなければいい"

"私の子供は特別"

"標的は私が然るべき手順で処理する"と。




イザベラ「この家の(ママ)は私。あなたは補佐(シスター)。あくまで私の指示に従ってもらうわ。


いいわね、シスター(・・・・)・クローネ」



クローネ「イエスマム(・・)、イザベラ」

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作者名:+1 | 作成日時:2023年11月4日 13時

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