白羽の矢が立つ【呪術廻戦】 (ページ27)

今日:14 hit、昨日:18 hit、合計:11,098 hit

27 ページ27

･

"窓"が呪胎を確認したのが3時間程前。
避難誘導9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖。

受刑在院者第2宿舎で
5名の在院者が現在もそこに呪胎と共に取り残されている。

伊地知「呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊になると予想されます」

呪術高専補助監督の伊地知潔高が説明。

特級と聞いて伏黒、釘崎は顔色が少し変わる。

虎杖「なぁなぁ、俺特級とかまだいまいち分かってねぇんだけど」

こいつまじで…と虎杖を睨みつける釘崎

特級、クラスター弾での絨毯爆撃でトントン

1級、戦車でも心細い

2級、散弾銃でギリ

3級、拳銃があれば安心

4級、木製バットで余裕

一応バカにもわかるように説明するとこんな感じである。

Aは一応伏黒と共に高専で
授業を受けてはいたものの認識としては

特級、死ぬ

1級、強い

2級、それなり

3級、いける

4級、雑魚

という風に捉えている。

完全に自分視点だ。

伏黒「本来呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。」

『今日の場合だと五条先生』

虎杖「その五条先生は？」

立っているのが疲れたAは
そのまましゃがみこむ。
虎杖はそんなAの頭を撫でながら疑問を投げた。

『出張。高専でフラフラしてていい人じゃない』

伏黒「あの人は別格だからな。」

Aのセリフだけ聞くとまるで"高専にいては行けない人"というふうに聞こえるため伏黒が補足。