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Aside
私のお家
屋敷のような、大きなこの家は
私の一族の力を表している。
何不自由なく過ごせたのは
この家のおかげ。両親のおかげ。
わかっていても、
『(この家は、優しく私を否定する＿＿)』
母親は一切喋らず、
ただ私の大人への自由を制限する。
父親は厳しく、
ただ家のことしか考えていない。
私の背中にある白みがかった翼は
羽ばたくことを許してはくれない。
私が家系能力でふわふわと浮かんでいるのは
きっと、自由になりたがっているから。
飛びたがっているから。
弟のように仕方ないと割り切れたらいいけど、
私は多分、まだこの家に何かを望んでいる。
"もう縛られなくていいよ、好きに生きていいよ"
その言葉を期待してしまっている。
バン、と衝撃が頭から身体にかけて伝わり、
目が覚めた。
『……………かるえご、せんせ、』
カルエゴ｢いつまで教室にいるつもりだ。授業は遠の昔に終えている。横を見ろ｣
『………？』
言われたとおり、横を見ると
私と同じように顔を伏せて気持ちよさそうに寝ているジャズくんの姿が。
カルエゴ｢さっさと帰ることだな。ご両親がお前を心配している｣
『…うそつき。しませんよ、あの家は。私なんて、興味無いから…。』
私は寝ているジャズくんを起こさずに
教室を出ていった。
カルエゴ｢………嘘などついておらん。｣
＿＿＿Aはまだ学校ですか？
カルエゴ｢……狸寝入りか、アンドロ･M･ジャズ｣
ジャズ｢…｣
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＋1(プロフ) - かみきれさん» コメントありがとうございます！好きって言ってもらえてとても嬉しいです。最近好きになった作品なので粗雑な所もあると思いますが応援お願いします〜！ (7月21日 23時) (
レス) @page31 id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - うわ、好きです。とても好きです。夢主ちゃん可愛いですね、好きです。お気に入り登録失礼します！ (7月21日 16時) (レス) @page30 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年7月20日 18時
