小惡魔な君に 【魔入間】

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必修は使い魔交流と占星術

選択科目には、実技や座学、拷問学など。


ジャズ「あー、Aちゃんは…どうすんの？」

『………悩んでる』

リード「なら僕たちと一緒に…」


エリザベッタ「Aちゃん、一緒にサキュバス先生の誘惑授業受けないかしら？」



ジャズ「(サキュバス先生の…)」

リード「(誘惑授業を…)」


「「(Aちゃんが！？)」」


どっちも考えていることは別だ。


ジャズは"これ以上魅力的になったらもっとモテて困る"

リードは"誘惑されてぇ〜！"である。


エリザベッタ「きっとAちゃんに向いてるわ！」

『………………………ん』


Aはペンを持ち、女子限定のその授業に丸をつけた。


ジャズ「えぇ！？Aちゃん、本気！？」

リード「誘惑するならぜひ僕を！！」

ジャズ「なんでだよ！！」

カムイ「いいえ、私を。是非ッ！！」

アロケル「下心」

カムイ「違います！紳士たるものお嬢様の教育には…」

ジャズ「ただの変態だろ！……Aちゃん、マジで受けんの…？」



ふわふわと天井スレスレまで高く浮かぶA


「「めっちゃ嬉しそう！！！」」


エリザベッタ「クラスの女子全員が同じ選択ね〜。嬉しいわぁ〜」

『……………………いっしょ、』

エリザベッタ「えぇ、一緒♡」

『…………ん』


ジャズ「(一緒に受けたかった…)」

リード「(姐さんももっと魅力的に…？)」

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