3 ページ3
･
あれから再び寝に入ったAは
1人の声によって起こされる。
ジャズ「あのー、終わったよ」
『…………』
スっと目を開けて声をかけてくれた彼に頭を小さく下げる。
ジャズ「(やっぱ滅茶苦茶かわいい)」
ふわふわとその場から去ろうとするAに
ジャズは思わず腕を掴んだ
『…？』
頭を傾げるAにジャズは何も言えず、
ジャズ「あ、いや…その、」
仲良くなりたいと言おうとするが言葉が出てこない
そもそも彼にとってその言葉は柄では無いのだ。
それでもクラスが別になり、接点が無くなるより良かった。
「中庭で殺し合いだってよ！」
「誰と誰が！？」
「首席と特待生！」
入学式を終えた生徒や上級生達が
その騒ぎに乗っていく中、
2人だけは静かだった。
ジャズ「お、俺と…」
カルエゴ「リリィ･A!!」
『……ん…？』
ジャズ「(遮られたー！！)」
カルエゴ「遅刻してきたお前は少しこっちに来い！！」
『………またね、』
首元を掴まれ、そのまま引きずられていったAは
小さくジャズに手を振った。
ジャズ「………おいおい、まじか。一目惚れかよ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＋1(プロフ) - かみきれさん» コメントありがとうございます！好きって言ってもらえてとても嬉しいです。最近好きになった作品なので粗雑な所もあると思いますが応援お願いします〜！ (7月21日 23時) (
レス) @page31 id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - うわ、好きです。とても好きです。夢主ちゃん可愛いですね、好きです。お気に入り登録失礼します！ (7月21日 16時) (レス) @page30 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＋1
| 作成日時：2023年7月20日 18時
