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ジャズside
全ての授業が終わって、
入間くんが咲かせた花のところには
たくさんの人が集まり、楽しそうにしていた。
いやぁ、こうやって集まってもらえるとこっちはすごく嬉しい。
ジャズ「(こんなに財布取れるし)」
盗まれる方が悪い
それなりに入ってんじゃん!と
嬉しくなりながら自身の財布に移していく。
こんなに綺麗でふわふわした花
見たことないし、なんの花なのかも分からない
けど、何となく___
ジャズ「(いた!!!Aちゃん!)」
ベンチに腰かけ、じっとその花___入間くん曰く、サクラというらしい。
『…』
サクラを眺めている。
話しかけたい
ジャズ「(けど!!!急に声掛けたらやべぇか?)」
わっかんねぇ〜〜!!
いや、知らん
もう知らん
声かける
好きなんだからいいだろ!!!
何ギレか分からないが、そのままの勢いで声をかけた。
ジャズ「A…ちゃん!」
『…………………ジャズくん』
ジャズ「あー…隣、いい?」
『…ん』
なんか、飛行試験の時みたいだ
あの時も同じように隣にいることに許可を貰った気がする。
ジャズ「綺麗だよな、サクラっていうらしいよ」
『……サクラ…』
ジャズ「…Aちゃんは真っ白だから桃色がすごく似合う…ね」
まずい、
2人っきりで、このいい感じの雰囲気はまずい。
余計なことまで言いそうだ。
ジャズ「…聞いてる?Aちゃ__」
『Zzz…』
ジャズ「寝てる!!!嘘だろ!?」
男女で2人っきりなのに!?
普通寝るか!?
でも……
ジャズ「寝顔…かわいい、」
そっと手を伸ばして彼女の顔にかかっている長い髪の毛を横に流す
ジャズ「あ"ー、好きだ、やばい」
一目惚れして、ここまで惚れ込むなんて…
俺やばいよ
まだ出会って数日じゃん
俺ってもしかして惚れやすい?
それともAちゃんの魅力がすごいだけ?
ジャズ「キスされたくなかったら起きろー……なんて」
パチッと突然目が開く
ジャズ「ぅおっ!?」
『……………………ちかい、』
ジャズ「ご、ごめっ…」
急いで離れると、今度はAちゃんが俺に近づいてきた。
ジャズ「あ、あの…!」
『……………………じゃず、くん』
ジャズ「は、はひ…!」
近い、
かわいい、
このまま抱きしめたい
触れたい、
そんな欲が出てくる。
『………一緒に帰ろ、』
ジャズ「ん、うん…」
小悪魔かよ…好き…
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+1(プロフ) - かみきれさん» コメントありがとうございます!好きって言ってもらえてとても嬉しいです。最近好きになった作品なので粗雑な所もあると思いますが応援お願いします〜! (7月21日 23時) (レス) @page31 id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
かみきれ(プロフ) - うわ、好きです。とても好きです。夢主ちゃん可愛いですね、好きです。お気に入り登録失礼します! (7月21日 16時) (レス) @page30 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:+1 | 作成日時:2023年7月20日 18時