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鹿島side
隼「つーか、お前ちゃんと泳げんだな」
竜一「泳げるよ！！どういう意味だよ！？」
隼「ババァ共が良いっつってんのに入ってこねーから泳げねぇのかと思った。」
竜一「いやだって虎太郎1人にすんのは可哀想だったし。それに俺はお前のこと気遣って…」
隼「気遣う？なんでだよ」
竜一「え、いや…Aさんと…」
隼「余計なお世話だ」
弟を先生やAさんに頼んで
狼谷と一緒に海に入った。
周りにはかなり人がいて
深くも浅くもない丁度いい場所なんだろう
竜一「＿＿俺さ、虎太郎と海きたの初めてじゃないんだ。赤ちゃんだったし虎太郎は覚えてないだろうから初めてみたいなもんだろうけど……でもそんときは怖がんなかったんだよなぁ…あいつ」
思い出すのは家族と一緒に海に来た時のこと
あいつを抱いてたのはお母さんだけど
俺だってその場で見てた。
竜一「やっぱ俺だけじゃ頼りないのかな」
何となく、胸が痛い
俯いていると突然頭をどつかれる
竜一「っｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…お、おま！お前いっつもこんな力で鷹くん達どついてるのかよ！？」
隼「アホか。いつもは半分も入れてねーよ。そんとき虎太郎が怖がんなかったのは今より何もわかんねぇ赤ん坊だったからだろ。くだんねぇこと言ってんなよ」
竜一「あ…あー…そっか」
確かにあの時は1人で立ったりできない頃だった
隼「…お前」
呆れる狼谷に俺は小さく笑って
竜一「そういやAさんとなんか進展あった？」
隼「は？お前恋バナとか好きだったか？」
竜一「そういうわけじゃないけど…気になるし」
2人とも友達で弟がいる者同士だから
お世話にもなってるし…。
隼「特に何も。」
竜一「…狼谷って…そういうとこ冷たいよな」
隼「普通だろ」
竜一「誰にも取られたくないとかないの？」
と言っても恋なんてしたことない俺がそんなこと聞いても意味なんてないのだが。
隼「あるだろ。お前俺の事ロボットかなんかだと思ってんのか」
竜一「……いや、恋愛に興味無さそう」
隼「あー…まぁ正直ねぇ。今もあんま無い」
竜一「でもAさんのこと好きなんだろ？」
興味無いって言ってる奴を
好きにさせたAさんがすごい。
隼「……おまえ、もうだまれ」
竜一「あ、照れた＿＿い"ってェ！！おま、今ガチで殴ったろ！！」
隼「知るか」
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＋1(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！狼谷くんの恋を書いてみるとほんとに難しくて不安だったのでその言葉を聞いて安心しました！頑張ります！ (2023年4月7日 12時) (
レス) @page45 id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新ありがとうございます！+1さんの書く狼谷くんがとても私の中で解釈一致と言いますか、本当に狼谷くんが恋をしたらこんな感じなんだろうなと読みながら思いました！続編も楽しみにしております^^ (2023年4月6日 18時) (レス) @page46 id: 0aaa4cece3 (このIDを非表示/違反報告)
＋1(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます！そう言ってくださるとすごく励みになるので更新頑張ります！ (2023年4月6日 18時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - この作品アニメ好きで久しぶりに見たらツクールにあってほんとに嬉しかったです。＋1さんのこの話めっちゃ好きになりました。更新大変かもしれませんが更新楽しみに待ってます🥰 (2023年4月2日 23時) (レス) id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＋1
| 作成日時：2023年3月21日 22時
