検索窓
今日:75 hit、昨日:60 hit、合計:53,845 hit

ページ33





部活を終えて、

テニス部のみんなとぞろぞろとコートを出た。

「ご飯食べていかない?」

「金欠ー」

「それな!」


牛丸「Aちゃん、大丈夫?」

『ウン。ちょっと目赤くなっちゃったけど平気!』


下がるのも早いが、立ち直るのも早いのが私だから



小さく欠伸をすると、


竜一「あ、Aさん」

『お疲れ様ー。おっ?』

鹿島くんの足から鷹くんが飛び出していく






鷹「ま"っで!あに"ぎ!に、にいじゃ…」



隼「あほ。さっさとこねーと置いてくぞ」


鷹「に"いぢゃぁああああ!ごめん"なじゃぁぁあい!」


転けた鷹くんに不器用に優しい狼谷くん

泣きながら鷹くんは謝る



隼「うるせぇよバカ。_けど俺も構ってやんなくて悪かったな」



ひゃっ、かっっっこよ…!!


思わず口元に手を当ててしまう。


竜一(なんかAさん震えてる?)



隼「鹿島…Aもいるな。明日お前ら保育ルームいんのか?」

竜一「うん。多分みんなも来ると思うけど」

『双子は来るよ』


隼「じゃあ明日ガキ共と野球やるぞ、野球。」

竜一「えっ、いやでもまだ無理なんじゃ」

鷹「おれやきゅやるぞ!!」

虎太郎「う!」


なんだかんだ優しい狼谷くんに

私は小さく微笑んだ。



いつか、弟たちが背だって私たちに追いついて

色んなイタズラもされなくなったら

きっと私はほんの少し寂しいだろうな

第14話→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

+1(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!狼谷くんの恋を書いてみるとほんとに難しくて不安だったのでその言葉を聞いて安心しました!頑張ります! (2023年4月7日 12時) (レス) @page45 id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 更新ありがとうございます!+1さんの書く狼谷くんがとても私の中で解釈一致と言いますか、本当に狼谷くんが恋をしたらこんな感じなんだろうなと読みながら思いました!続編も楽しみにしております^^ (2023年4月6日 18時) (レス) @page46 id: 0aaa4cece3 (このIDを非表示/違反報告)
+1(プロフ) - 零さん» コメントありがとうございます!そう言ってくださるとすごく励みになるので更新頑張ります! (2023年4月6日 18時) (レス) id: c0149b08f5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - この作品アニメ好きで久しぶりに見たらツクールにあってほんとに嬉しかったです。+1さんのこの話めっちゃ好きになりました。更新大変かもしれませんが更新楽しみに待ってます🥰 (2023年4月2日 23時) (レス) id: 3b18e7e712 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:+1 | 作成日時:2023年3月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。