自由を謳う海賊 14 【ワンピース】

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「＿＿というわけで行方知らずの人魚の娘たちを攫った疑い、そして未来の不確定危険人物として全員城の牢獄へ幽閉することが決定いたしまして。
先程到着した3人の仲間もおそらくもう拘束完了の頃！

しかし一緒に城内へ入ったはずの船長と記録士が勘づいたのかまさかの失踪！城のどこかに潜んでいると思われますのでご注意を。」



彼らは5分をすぎたと言って、部屋から出ていった。





しらほし「本当に…ありがとうございました。先程は大変な非礼を…どうかお許しください。
メガロの命の恩人が貴方様でいらっしゃっとは！お名前はルフィ様とA様でよろしいのですよね？」

ルフィ「うん」

『このサメ可愛いね』

しらほし「わ、分かりますか！？A様！」

『わっ…え、うん』


思いっきり顔を近づけてきたお姫様


可愛い


しらほし「お2人は海賊でいらっしゃるので悪いお方なのですか？」


ルフィ「ん？うーん、わかんねぇ。それはお前が決めてくれ」

『それよりさっきの斧はどうしたの？』

しらほし「犯人はわかってます。＿バンダー･デッケン様というお方で、結婚をお断りしたわたくしを恨んでおいでなのです。
その殿方はマトマトという悪魔の呪いを受けておられ、いつどんな場所からでも的を定めたわたくしの命を狙うことがお出来になるらしく」



だから彼女はこんな場所に閉じ込められているのか



にしても結婚を断られたくらいで気持ち悪い、その男


こんな可愛いお姫様を相手にどんな顔と神経してるんだ



しらほし「もう、10年になります」

ルフィ「10年！？そりゃ退屈だなー！」

『お姫様のご飯食べちゃってるし』


しらほし「それにしてましても、小柄でいらっしゃるのに人間の方はよくお召し上がりになるのですねぇ…」

『ルフィが可笑しいだけだよ。普通はこんなに食べない。そういえばお姫様なんだよね』

しらほし「はい！しらほしと申します」

ルフィ「ふーん、言いにくい名前だ」

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