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そして、関東大会当日___
早めに来て場所取りをし、
チラホラと部員たちが集まる。
桃城くんは大きな旗を振りながら
額には"青学必勝"と書いてあるハチマキをしている。
本当に良かった、いつも通りの桃城くんで。
全員が集まる中、大石くんだけ来ない。
菊丸「遅いな、大石っ」
越前「子供が産まれそうな妊婦さんを助けてるんじゃないっすか?」
桃城「アホかっ!」
それ、越前くんじゃん…
桃城「あと15分で選手登録しないとアウトッスよ」
『なんか、毎回トラブル発生だなぁ……あ、もしもし?大石くん!』
ようやく電話が繋がって
『何をやって………え、えぇえぇえ!?』
河村「すごい驚いてる…大石なんだって?」
ピッと電話を切って、
『…子供が産まれそうな妊婦さんを助けて近くの病院にいるって…』
越前「う"…」
河村「さすが大石。ホントだろうね」
『妊婦さんのご家族が来るまで離れられないらしいの』
桃城「まだ10分くらいある!俺が代わりに病院に行ってくるっすよ!今から行けばまだ間に合います!」
菊丸「よし、桃頼んだぞ!」
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作者名:+1 | 作成日時:2023年3月15日 21時