青学マネの備忘録 3 【テニスの王子様】

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部活が終わって、

『あ、越前くん、待って待って』

越前「なんすか？」

『えーと、その……あの、』

越前「ついてきたいならそう言えばいいのに」

『何その言い方…』

越前「"桃城くんが心配だから私も一緒に行っていい？"って可愛くお願いしてくださいよ、先･輩」


にやにや笑いながら私をバカにする越前くん

なんて生意気な後輩なんだ


『ふぅん……お子ちゃまな越前くんは私にそういうこと言って欲しいんだ？』

越前「む、なんすか、その言い方」

『"A先輩と一緒に桃先輩を迎えに行きたいのでついてきてください"って素直に言いなよ、後･輩･君』

越前「先輩って結構意地悪っすよね〜」

『越前くんには負けるなぁ』

越前「……皮肉っすか」

『ふふ、ごめんごめん。』


つい意地悪したくなる

弟なんていないけど、越前くんはソレに近い感じがするんだ。


私は越前くんの隣に並んで

桃城くんがいると思われる場所に向かった。



『どこかわかるの？』

越前「まぁーね。」

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