検索窓
今日:28 hit、昨日:33 hit、合計:60,965 hit

ページ25








竜一「拓馬くん、数馬くんこっちおいで。今日はお父さんもここでみんなと一緒に遊んでくれるって。それじゃあ俺たちは授業に戻るのであとはお願いします」


『じゃあね、パパ』


恒介「え、Aちゃんも遊ばないの?」

『私もう中学三年生だよ。いつまで幼児扱いするの、』

恒介「で、でもぉ…」

隼「親バカっつーか、過保護?いや、彼氏か」

『パパみたいなのが彼氏なのはちょっと…』



どちらかと言うと正反対な狼谷くんが好きだから



恒介「Aち"ゃん"、パパ傷つくよ!!」

ごめんって、と平謝りしながら

数馬を預けると



恒介「数馬、拓馬、今日はお父さんずーっと一緒に……」




ぷるぷると震えて泣き始めた数馬


というかお漏らしもしてる





恒介「やっぱり僕はかえっ、帰りまっ、」

『私は帰らないよ。手、離して』


私も連れていこうとしないしない

魅力的なお誘いであるし

このまま帰りたい気もあるが。



竜一「待ってください!数馬くんはあんまり慣れてない人に抱っこされるのが苦手なだけでッ!」

隼「お前それフォローでも何でもないぞ」


たしかに。傷に塩塗ってるようなものだ。


拓馬なんて呑気にバイバイと手を振ってる。

バイバイしないであげて


竜一「とにかく今ここで諦めて帰ったらそれこそ本当に距離が広がるばっかりじゃないですか!それでもいいんですか!!」



恒介「そ、それは…嫌です…」


竜一「だったら今日一日で普段会えない時間の分を取り戻すためお父さんらしい所を沢山見せてあげましょうよ!俺も協力しますから!!」


私はティッシュをとって父に渡す



隼「つーか、むしろ父親としてダメな部分を見られてるけどいいのか?さっきから」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:+1 | 作成日時:2023年3月20日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。