青春短し恋せよ乙女【学ベビ】 (ページ13)

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竜一「狼谷、それで兎田さんの具合は？」

隼「心配すんな。ただの仮病だ」

竜一「え、」

『でもどうするの？猪又さん。2時間目始まるよ』

竜一「うーん…起こしてあげるべきなんだろうけど、このまま寝かせておいてあげたい気もするんだよ」

鹿島くん曰く、泣き疲れて寝ちゃったらしい

子供たちと仲良く寝ている。

隼「まぁ一人預かるガキが増えたようなもんか。世話頑張れよ」

竜一「……あはは、」

結局、声はかけたものの

なかなか起きなかったので

私たちはそのまま寝かせてあげることにして

保育ルームを去った。

竜一「ずっと気になってたんだけど、その花瓶は？」

『だから…その……持ってきちゃって…』

隼「水替えるからかせ」

『あ、うん。ありがとう』

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猪又「ちょっと！！今何時よ！？ちゃんと起こしなさいよ！！」

結局一番最後に起きた猪又さん

みんなはもうとっくに起きている。

『おはよう。もう昼だよ』

猪又「お昼！？この私が理由もなく授業をサボるなんて！！」

竜一「ごめんね。あの、起こしたんだけど全然起きてくれなくて」