愛する資格�◆文涵�side） ページ3
俺がちょっとビックリするくらいの大声
図星をつかれて心臓がバクバクした
俺が、アイツを、愛する資格がない…？
五「そう…だよな…」
ルカが言ったことはごく当たり前のことだ
そんな当たり前のことに気付けなかった俺はガキで、ダサくて、カッコ悪くて…
ル「…！すみません…！急に大声出しちゃって…しかも失礼なことも言っちゃって…」
五「いや、お前は悪くねぇよ…その、俺、まだ…」
五「好きでいいのか…？」
純粋な疑問
一度諦めた。好きだってことを
忘れようとした。愛してる気持ちを
ル「いいに決まってるじゃないですか！五条さんがAさんのこと好きだってまだ思うんなら、好きでいていいんですよ！」
そうだよな
俺、まだAのこと好きだ
告ったわけでも、フられたわけでもねぇのに、諦めるなんて、ダセェよな
五「サンキュ。おかげさまで吹っ切れたわ」
吹っ切れた今からやることは一つ。Aを探すことだ
五「俺、今からAん所行く。まだ好きって言えねぇけど…」
ル「…！はい！早く行ってください！」
五「おう、お前もいい女見つけろよな」
そんな会話を交わし、俺とルカは解散した。
知らねぇ男と一緒にいただけでA諦めるなんて、俺にはできねぇ
この先一緒にいたいのはAだけだからな
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aを探し始めて大分時間が経った
会場内のどこを探してもAは見つからず外に出たが、Aの姿は見えない
どこ行ったんだよ…A…
探してない場所は残り一つ。屋上
屋上へ駆けあがっても、人の姿はなかった
しかし、俺は自分の目に飛び込んできたものに驚きを隠せなかった
簪が落ちていた。見覚えがある。今朝、Aが付けてたヤツ
俺は血の気が引いた。多少の不気味さを感じた。
連絡は入ってない。見えない姿。簪だけが落ちているこの状況。
最悪の事態を想定した。マズい
俺は必死に呪力の残穢を追った
Aの残穢は簪が落ちてたところで消えてたが、もう一つの残穢は別の方向へ向いていた
ただ、この残穢は違和感がある
濃い残穢なのは確かだが、その中に微弱にもう一つの残穢がある
クソっ、ワケわかんねぇ！
残穢を追い続けた先は、一つのドア
ここに、Aがいるのか…？
考えてる暇はねぇ。
俺はドアを蹴破った
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りん(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品大好きです！！ルカちゃんも大好きです！！！更新を楽しみにしています！！！ (7月6日 16時) (
レス) @page11 id: c2b1544657 (このIDを非表示/違反報告)
rin - 初コメ失礼します！一気見しました！これからの展開が気になります!!!!!更新頑張ってください!!! (2022年12月18日 21時) (レス) @page11 id: 4c28892631 (このIDを非表示/違反報告)
えぞりす - 続編おめでとうございます！この作品、面白くて大好きなのでめっちゃ応援してます！頑張ってくださいっ！ (2022年12月9日 0時) (レス) @page9 id: f3cf3e87a0 (このIDを非表示/違反報告)
こおりひめ - 続編じゃないっすか(*￣∇￣)ノﾍﾍ、ここからどうなるか楽しみですね〜 (2022年11月4日 22時) (レス) @page5 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
マリオット - 初コメ失礼します！面白すぎて一気みしました！続編おめでとうございます！！この作品大好きです！荒らしとか、低評価か来たら言ってくださいよ。私がｹﾁｮﾝｹﾁｮﾝに､､､ｺﾞﾎﾝ応援してますね。p(^-^)q (2022年10月17日 6時) (レス) @page5 id: 4a1e7dbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：覇王 | 作者ホームページ：https://twitter.com/haomin1108
作成日時：2022年10月16日 4時
