続編のお知らせ ページ50
「…やはり血統に純粋なものなどありはせんのだな…」
「また約束を破りおったか……!!」
「貴様らが強いて、あたし自身がそれに従ったのだ。あたしが選んだのだ!あたしの決断に差し出がましい口を挟むな!!」
「いつまでも、見ているぞ」
「総員、退避ッ!!」
「……かえりたい…」
敵と敵。
味方と味方。
いずれにも亀裂が生まれる。
そういうものだ。団体など。
一致団結。
それができなかったから、自分は今傷付いているのではないか。
人間関係ほど身勝手で都合の良いものはない。
そう考えながら、彼女は愛しい家族の胸に寄りかかる。
温もり。
愛情。
居場所。
家族。
友人。
仲間。
失った物は帰らない。
だけど、手元に何もないわけじゃない。
「おかえり」
「……ただいま」
「歓迎するよ」
「……お世話になります」
別れと出会い、そして帰郷。
『朱と赤と紅』第六弾、開幕す。
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咲き(プロフ) - アル戦ファンさん» シャプールかっこいいですよねぇ。アニメ漫画はほんとに残念でした。この小説ではもっと出番作るつもりです。もう少しでぺシャワールに着きます。アルスラーンとヒルメスが対峙する夜を書いたら、本編を再開する予定ですので、よろしくお願いいたします (2018年7月27日 16時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アル戦ファン - 咲きさんのアルスラーン戦記の本編も楽しみに待っています (2018年7月26日 21時) (レス) id: 9f17638a99 (このIDを非表示/違反報告)
アル戦ファン - シャプールの再登場!私は彼も好きなんですよ。原作では生き残って欲しかったですよね(T_T)アルスラーンにとって信頼のおける武将になっていましたよね。万騎長一人でもアルスラーン派につくと心強いです。 (2018年7月26日 21時) (レス) id: 9f17638a99 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アル戦ファンさん» 本編と違ってヒルメス派ですからね。元々セレンはヒルメスと相性イマイチですから、一緒にいるせいで王族への反感も増しちゃってるんです。アルスラーンにも火の粉をかける反面、こいつならまだ希望あるか…?という感じですね (2018年7月22日 13時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アル戦ファン - ディアル陣営、アルスラーンに対する評価が厳しいですね(^o^;)彼らもいつかアルスラーンの王としての才能に気づくのでしょうか。そして、ディアル、ある意味ピンチですね。 (2018年7月21日 22時) (レス) id: 9f17638a99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲 | 作成日時:2018年5月22日 7時