8 ページ9
帰ってる途中雅から電話が来た
仕事終わったからご飯行こうという誘い
渡辺さんも今一緒にいると伝えると
なんで2人が一緒に帰ってるの？と
ニヤニヤしてるであろう声
渡辺さんもこの後予定ないからって2人で
雅に指定されたお店に向かった。
個室のある居酒屋
店員さんに案内されて個室に入る
先についてた雅が適当に飲み物と料理を
既に注文してくれていた
雅「渡辺くん今日は車？」
翔太「いえっ。違います」
じゃあビール飲んでも大丈夫だね。と
ビールを渡辺さんの前に置いた。
雅と渡辺さんはビール。私はジンジャーエール。
翔太「Aさん。お酒ダメなんですか？」
雅 「そうなの。この子全く飲めないの。
カルアミルクちょっと飲んだだけでも
ベロンベロン(笑)」
A「余計なこと言わないでいいから！」
翔太 「可愛いねっ。」
可愛いだってーと雅がからかう。
とりあえず乾杯と3人でグラスを合わせる。
雅「フゥーーー。うまぁーーーい！っでさっ
なんで2人は一緒に帰ってたの？
2人ともさっ人見知りじゃん？Aに
関しては年下の男の子苦手じゃん？
なんでこうなってんの？
しかも、2人自然に隣同士に座って
私ひとり。何これ？(笑)2人初対面よね？」
こっから雅による怒涛の事情聴取。
お店に来てから今に至るまで
事細かに説明させられた。
翔太「流しちゃうとこだったけど、Aさん
年下の男苦手なの？」
A「えっ！うん。まぁーそうなの。
なんて言うかテンション高くてワーワーしてる
感じって言うのかな？なんかこう圧倒されちゃっ
てついていけないって感じなのかな、、？皆が
そうじゃないのは分かってるんだけどちょっと
苦手で、、、身構えちゃうんだよね。」
翔太「年下って言っても俺たちそんなにかわら
ないよね？」
A「渡辺さんって何歳？」
翔太 「 俺、24になった。」
24歳、、、。若いだろうとは思ってたけど
ここまで若いとは思ってなかった、、、、。
胸の中がギュッと締め付けられる、、、。
酔い始めた雅のおかげとでも言うのか
こっちの年齢にまで話が及ぶ前に違う
話に流れ、そろそろお開きにという流れに
なった。
私は彼氏が迎えに来るから、渡辺くんはA
をしっかり送り届けてよ。と勝手に押し付け
雅はさっさと帰って行った。
渡辺さんがタクシーを拾ってくれ2人で乗り込む
2人とも家が意外と近い事が分かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：せりか | 作成日時：2020年4月10日 21時
