14 ページ15
「えっ。。。！！泊まってっていいの！？」
食事が終わって、ソファに座りながらテレビを
見ていた翔太くんがびっくりした顔で
振り向いた。
「あっ。。。うん。そのもりだったんだけど
違った？！！」
そう言えば、毎日電話したりLINEしたり
付き合ってる風な事はやってるけど
付き合ってる訳ではないわたしたち。
明確に言葉で伝えられたわけでも伝えたわけ
でもない。
これこそ友達以上恋人未満の関係とでも言う
んだろうか、、、。
ちょっと舞い上がって先走ってしまった
自分が恥ずかしい。。。
「ねぇ。洗い物はいいからちょっとこっち来て」
翔太くんに手を引かれソファに座る
少しの間沈黙が続いた。フッと息を吸った
翔太くんが真剣な目で話始める。
「あのさっ。もう俺の気持ちには気づいてると
思うんだけど、俺Aさんの事が
大好き。早く言いたかったけど
電話とかLINEで言うのは俺的には違う
と思ったし直接顔みて言いたくて。。。。
年下で頼りないかもしんないけど、
俺と付き合ってくれませんか？」
「こんな私で良ければよろしくお願いします」
翔太くんの右手が私の頭の後に回され
お互いの顔がゆっくり近付く私はゆっくり
目を閉じた。そして優しく深いキス。
ゆっくりと唇が離れ目を開ける。
急に2人とも恥ずかしくなって目を逸らす。
"今日泊まってくね。まぁ初めからそのつもり
で来てたんだけど(笑)"
翔太くんがそういいながら笑った。
時計を見ると0時をまわっていた。
"翔太くんお風呂先入って来て。寝ちゃうよ"
ちょっと眠そうにしてる彼に声をかける
"うん。入る。一緒に入っちゃう？(笑)"
ニコニコと嬉しそうに言う彼に
丁寧にお断りする。グズる彼にタオルを渡し
バスルームに押し込んだ
"一緒に入れば良かったのにっー"
と言いながら翔太くんがでて来た。
「お風呂はまた今度ね！髪の毛乾かして
あげるから。ここ座って」
翔太くんをソファの下のラグに座らせる
柔らくてサラサラの髪の毛。
翔太くんの頭が時よりカクカクと揺れる
顔を覗くと眠ってる。。。
赤ちゃんみたい。。。(笑)
よっぽど疲れてるんだろうな。
柔らかい髪を優しく撫でる
「翔太くん。ここで寝たら風邪引いちゃうよ。
ベッドに入って先に寝てて。私お風呂
入ってくるから。」
「んっ。。。寝てないから大丈夫。1人でベッド
に入るの寂しいからここで待ってる。
早く入ってきて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：せりか | 作成日時：2020年4月10日 21時
