あなたの全てがすき (ページ26)

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Aと付き合い初めて4ヶ月が経とうと

していた。

色んな面で変化や進歩があった。

俺は彼女のことをさん付けから呼び捨てになり

お互いの部屋の合鍵も持つようになった

俺が彼女の部屋で帰りを待つこともあるし

彼女が俺の部屋で帰りを待っててくれたりもする

仕事でいっぱいいっぱいになって余裕がない時は

そっとしてくれるし、仕事仲間や友達と遊んだり

飲みに行ったりするのも快く送り出してくれる

俺は彼女とベッタリの生活や毎日会うなんて

絶対無理で男友達との付き合いを重要視する

タイプ。。。。だった。

Aと付き合ってからは彼女と毎日会いたい

と思う様になった。

一緒にいる時は俺がずっとベタベタしてしまう

でもまぁAも仕事が忙しいから毎日会う

なんて現実的に無理な話で、、、。

しかも今は滝沢歌舞伎の真っ只中。

滝沢歌舞伎ももう時期千秋楽を迎える。

そんな中、明後日のオフはメンバーみんなで

ご飯食べようと言う話になった。

話し合いの結果、俺の家に集まる事に。。

そうなると当たり前かのようにAと

会いたいという流れになった。

照とふっか以外の3人にはまだ会わせた事が

無かったからいい機会だけど、、、、。

正直あまり仲良くなられたくない(笑)

Aに確認すると緊張するからと初めは

しぶってたけど照くんと辰哉くんがいるし

となんだか面白くない理由で了承してくれた。

Aは照とふっかの事が兎に角好きらしい

やたらと2人の事を褒めちぎる。

面白くない。。。単なるヤキモチなんだけど。

こんな事言うとガキ扱いされるから黙ってたけど

やっぱり言っとかないとダメだなっ。

オフ当日。朝早くからAが俺ん家に来て

料理の準備。料理も飲み物も皆で持ち寄る事に

なった。

「ねぇ。翔太くん。そんなにじーっと見てられ

ると気になって集中出来ないんだけど。。」

カウンター越しに料理をする彼女を見つめる

「いやっ。気にせずどうぞ。見てるだけだから」

「気になるから(笑)」

今度はキッチンに回って後ろから抱きついてみた

「いやいや(笑)これも料理出来ないから」

「出来るじゃん。はい。続けて!」

「翔太くん、大人しくテレビでも見ててよ」

「だってつまんないんだもん。1人で見てても」

「じゃあさっ、翔太くん作るの手伝ってよ」

「俺が料理全く出来ないの知ってるじゃん」

「私が教えてあげるから!じゃあ、翔太くんには

サラダを作ってもらおうかな❔」