色々やりましたね、反省会 ページ13
それからのこと。
オールマイトはやはり活動限界が近付いていたようで、凄まじい勢いで廊下を走って、出久君がいる保健室へ行ってしまった。
疾風が吹き荒れると同時に姿を消したオールマイトを見送ると、皆はワイワイ騒ぎながら更衣室に戻った。
in女子更衣室
更衣室に着いても、訓練後の興奮は続いた。
芦「たぁのしかったねーっ訓練！！」
透「いやぁ私はアツアツ過ぎたよ…轟君クソ強いわぁ」
耳「守美よく勝てたね」
守「甘く見られてたのが幸いしました…透ちゃん、火傷とかしてませんか？」
透「ちょっぴり肌がピリピリするくらいかな。天井からポタポタ落ちんだもん、よけっこないよねー」
守「見えないからって放置はダメです！治しますね」
透「わあほんと！？ありがとー！」
負けても何だかんだ明るい透ちゃんは、パタパタと手を振って喜びを示す。
可愛い、と思いながら彼女の背中に触れ、個性で火傷を拒絶して無かったことにした。
それを見て百ちゃんやお茶子ちゃんが感心の声を上げる。
茶「ほえぇ…ほんま万能やな〜！その“拒絶”って！見えんけど」
守「お、お茶子ちゃん…」
八百「本当に…私の個性も万能だと思っていましたけれど、全然そんなことありませんわね…。見えませんけど」
守「百ちゃんまで」
バッサリ言う！確かに見えないけど！
透「あははは、私透明だからね！でも肌のピリピリ無くなった！すごいよありがとねー！」
守「いえ、良かったです。
でも……ほんとに、万能ではないんです。轟君にも言われたんですけど……自分から攻撃できないので」
また気持ちが沈んでいく。
自惚れてたわけじゃないし、自覚もちゃんとしているつもりだ……けれどやはり、面と向かって口にされると、辛かった。
梅「ケロ、そんなに落ち込む事ないわ、守美ちゃん。蛙の私だって大層な攻撃できないわ」
茶「そ、そうだよ！私の無重力も浮かして落とすくらいしかできんもん……ようは頑張れって事だよ！ね！」
守「(ｷｭﾝ))うららかだ)ありがとう、二人とも…」
芦「じゃあさじゃあさ、皆で反省会しようよ！男子も呼んで皆でさ！」
守「！反省会…！」
耳「いいね。ウチも他の人から意見聞きたいわ。自分の視点だけじゃ、自分がどう戦ってたか反省できないよね」
茶「決まりやね！やろやろ！」
わぁっと皆がやる気になり、華やいだ。
私の胸も高揚し、鼓動が速くなった。
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咲き(プロフ) - ののいろ系女子さん» か、神作…！！？初めて言われました！すごく嬉しいです頑張ります！！ (2019年1月7日 15時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバい、凄い面白い！神作！ありがとうございます！大好きです！これからも応援してます！ (2019年1月7日 13時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年10月15日 21時
