敵襲！壊された授業９ ページ50
勝【……当たり前だ。もともとそのつもりだったんだよクソが。ワープゲートは俺がぶっ殺す！】
轟「いや殺しちゃまずいだろ」
勝【…………んで半分野郎の声がすんだよォォ！！！】
【ボォン！！】と爆発音が聞こえた。
轟「つい。ワリィ」
切【いつから！？】
轟「結構前から。話しかけにくくてよ」
出【轟君！無事だったんだね！】
こんなつもりじゃなかったんだが……まあ、仕方ないか。
それよりも先生らの安否が心配だ。
轟「絶盾。情報を手に入れた。主犯は…【ｻﾞｻﾞｯ守美君！！モヤの包囲網を抜けたぞ！！】…は」
この声、確か飯田……か？
飯【敵も追ってこない！！僕はこのまま校舎に向かう！オールマイトに……つな……(ｻﾞｰｯ)必ず助け(ｻﾞｻﾞｰｯｯ)】
【２番ガ電波ノ届カナイ所へ行キマシタ。電波ヲ受信デキマセン。通信ヲ終了イタシマス】
轟「！」
出【飯田君！？】
切【どうなってんだオイ！？包囲網抜けたってことは、無事って事か！？】
守【恐らく。オールマイトと連絡が取れないのは妨害電波の為。USJから発せられるそれから逃れたから、繋がらなくなったという事でしょうね】
これで助けを呼べるし、低確率で敵はここから逃げるわ、という絶盾。
爆豪がケッと言った。
勝【ここまでやられて、むざむざ帰すかよ。モヤモブは俺が殺す！他のヒーローちんたら待てるか！】
切【あ！？待てってバクゴー！！ワリィ、追いかける！
で、轟！手に入れた情報って！？】
お、忘れられてなかった。
轟「身体中に手を付けた敵、黒いモヤ、緑谷の言ってた脳ミソ敵。そいつらがオールマイト殺しを実行する奴等とだけ聞いた。
主犯格ってことだろ」
出【やっぱり！その三人だけ別格だった…！】
切【そいつら潰せばあとはチンピラだけか！】
轟「多分な」
…飯田と連絡切れたっつーことは、電波妨害してる敵も未だ倒されてないって事だ。
電気系は強い。
チンピラっつっても早めに倒しておきたいとこだが。
轟「とにかく俺は絶盾と合流して、相澤先生の所へ行く。どこにいるんだ」
守【セントラル広場に行って。私も行くから】
轟「……分かった」
…本当に大丈夫かよ。
言いたかったけど、喉の奥に押し込めて、言わなかった。
何で俺アイツの事、こんな気にしてんだ？
仲良しごっこしに来たんじゃねーだろ…。
お前、何なんだよ。
絶盾。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲き(プロフ) - ののいろ系女子さん» か、神作…！！？初めて言われました！すごく嬉しいです頑張ります！！ (2019年1月7日 15時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバい、凄い面白い！神作！ありがとうございます！大好きです！これからも応援してます！ (2019年1月7日 13時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲 | 作成日時：2018年10月15日 21時
