実技試験、受難の極致 ページ8
守「あちゃ…これじゃこっちに入った意味ないよ〜…」
仕方なく小路を抜け、敵を弾きながら大通りに出る。
守「ッ！！大丈夫ですか！？」
そこにはロボ達の残骸だけでなく、受験者が倒れていた。
守「しっかり！しっかり！((ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ」
受験者「ぅう……ぅ」
守「(意識はないけど脈も平常、打撲傷がある…頭を打ったんだ。やっぱりここは良くも悪くも特別なんだ…)勝手にごめんなさい。拒絶」
治って、という願いを込めて個性を使う。
かざした両手が光り、受験者達の傷が治っていった。
私は怪我を治した十数人を道の端に固めて置いた。
守「(気絶したままだから、多分一塊に寄せておいても狙われない、はず)」
敵『標的！ブッ殺「こっち来ないで」ォガッ！！』
守「怪我人に当たるでしょう」
敵を倒して、小さくため息をつく。
とにかく私が彼等の傍にいれば、私を狙うロボの攻撃を受けてしまう。
気になる所だが、離れないと。
ボォオオオオオオンッ！！！！
守「ッ！！！？何っ！？」
耳をつんざくような爆発音。
横に殴り付ける、コンクリの破片混じりの土埃！
守「きょ、拒絶！！こっち来ちゃダメッ！！」
私は背後の怪我人に風が当たらないよう、その“風圧”を拒絶する。
私の近くだけ風が止み、威力を失った破片が地面に転がった。
守「何なの……っァ………！！！」
土埃が止んで視界が開けた先にあったのは……
守「０Pの……！ギミックロボ！！所狭しと大暴れって、そういう……！？大きすぎる！！」
見上げるような巨体！
他の三種の敵と比べたら、巨像と蟻の違いがある。
こんなの…私じゃ倒せない。
逃げなきゃ！
守「(でも…)」
…ギミックロボはこっちに向かってきている。
あの巨体がこのまま進んできたとして……この怪我人達はどうするの？
気絶してるのに、逃げられっこない……！
守「…もしこれが、本当に、敵との戦闘だったら………
そんなの、助ける。
相手の大きさも強さも、関係ないに決まってる。
私はあの人のように強くない。
けど、それでも
守「(私にできることの一つくらい、あるはずですよね、オールマイト)」
私は私のできることを……このギミックロボを止める！
事故犠牲の精神、アタッカーとディフェンダー→←受験スタート、手強い受難２
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咲き(プロフ) - アクトさん» トップにアップできました！イラストお待ちしています！ (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» 良いですよー。ただ、私自身IMELOG使ったことないので、見方さえ教えてくだされば (2018年9月24日 9時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - すみません！IMELOGにあげようと思ってるんですがいいですか？ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» わかりました！できれば今日か明日に載せます。載せられるでしょうか…エラーが出るんですよね。原因不明…何か心当たりがあれば教えてくださると助かります(エラー出たらTwitterにでも揚げます) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - イラスト載せてくれるとうれしいです！髪の毛がロングなのか短めなのかわからないので(。>д<) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年9月11日 12時
