1―A、初めまして教室 ページ34
茶「落ち着いた？」
守「うん……ここほんと広すぎないですか。人もあんまりいないし、静かすぎる…寂しかったよぉ」
茶「それはめっちゃ分かる。私も寂しかった！」
ぎゅむむ〜っと抱き合う。
ああ、ほんと、入試で友達できてて良かった。
守「お茶子ちゃんに会えなかったら多分、私教室に着く前に寂死んでました」
茶「寂死ぬて、ウサギか！って……ウサギだね！」
守「え？」
茶「いやなんか、守美ちゃんてウサギみたいだから……イメージというか見た目というか。今日もカチューシャ付けてるんだねぇ」
ツンツン、お茶子ちゃんの指がカチューシャをつつく。
守「これは私にとって必需品ですので」
茶「似合ってるよ！」
守「ありがとう。お茶子ちゃんも。制服、とても似合ってます」
茶「えへへ、照れるなぁ…守美ちゃんこそ。その…成長したね？」
お茶子ちゃんのぱっちりした目が、私をなぞるように上下に動く。
…やっぱり気のせいじゃなかった。
入試の時は同じくらいの背丈だったのに、今は私の方が高くなってる…！
茶「あと、胸も。発育の暴力だぁ…」
守「はぇ！？」
茶「あはは、ダイジョブ、男子の前じゃ言わないから！」
守「お、お願いしますよ、もう！」
茶「あははは！あっ、ドアあっ……でかっ！！」
守「えっ、コレ、ドア？」
なんとも分かりやすく、でかでかと１―Aと書かれたドア…これ普通のドアの何倍だろう。
バリアフリーか何かか？
ガララッ…
守「あ」
茶「そのモサモサ頭は！」
守「出く「地味めの！！」お茶子ちゃんストレート！？」
出「守美ちゃん！と…良い人！(制服姿やべぇえええ)」
物凄くどストレートに地味って言った！！
そういう素直なところ、嫌いじゃないけどお茶子ちゃん、本人の手前でははばかろう！？
っていうか出久君、ネクタイ……何でそんなにもっふりしてるの？？
守「あ…勝己君」
勝「……よう」
守「おはよう。初日から着崩してるんですね、制服」
勝「んだよ文句あんのか」
守「文句っていうか、残念というか。ぴしっとしたらもっと格好良いと思います」
勝「文句じゃねーか！」
守「文句ですかこれ。格好から入るのも大事な事ですよ」
イラッときたらしい勝己君は、大きく舌打ちをした。
中学の時みたいに怒鳴ったり爆破したりしないところを見るに、彼も緊張しているのか、はたまた成長したのだろうか。
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咲き(プロフ) - アクトさん» トップにアップできました！イラストお待ちしています！ (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» 良いですよー。ただ、私自身IMELOG使ったことないので、見方さえ教えてくだされば (2018年9月24日 9時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - すみません！IMELOGにあげようと思ってるんですがいいですか？ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
咲き(プロフ) - アクトさん» わかりました！できれば今日か明日に載せます。載せられるでしょうか…エラーが出るんですよね。原因不明…何か心当たりがあれば教えてくださると助かります(エラー出たらTwitterにでも揚げます) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 36a679870d (このIDを非表示/違反報告)
アクト - イラスト載せてくれるとうれしいです！髪の毛がロングなのか短めなのかわからないので(。>д<) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 4d94ffdfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲 | 作成日時：2018年9月11日 12時
